スピリチュアル的に向上したいという人たちにとって、カバラ神秘学は共通する「思い」があると思います。カバラの慈善の8段階を見てみましょう。①嫌々、施しを行う→②本来施すべき金額より少ない額を喜んで施す→③要請があってから、貧しい人を助ける→④要請がないのに、貧しい人を助ける→⑤施す人は誰に施すかわからない。しかし、受け取る人は誰からかがわかる→⑥施す人は誰に施すかわかるが、受け取る人は誰からの施しかわからない→⑦施す人と受け取る人が、お互いが誰かもわからない→⑧その人が、自分自身で支えていけるように助ける。以上の8段階ですが、カバラというのは、自分の足で立って、自立できるようにサポートすることが、最も崇高な慈善なのです。スピリチュアルはおまじない的なものばかりでなく、魂の向上という意味もあることを忘れてはいけません。